こんにちは、平井早紀です。

桜が咲き始めました。
道道でなんとなく立ち止まってしまいます。

桜はどうしてこうも人を惹きつけるのでしょう。日本人がこんなにも桜を愛すようになったのはいつからなんでしょう。不思議です。

春になると必ずといっていいほど一度は目にする桜の花は、パブロフの犬的にその人にいつかの春を思い起こさせるから、思わず立ち止まってしまうのかもしれない、と私は思いましたがどうでしょうか。

また、桜は花だけではなくて、黒々としてゴツゴツとざらついた力強い幹も素敵だなぁと思います。

 

そんな桜の木の下で、今日はとあることのために写真を撮っていただきました。

朝から白い花の下、たくさん撮っていただきながら、いろんなことを考えました。

そうして感じていたのは今生きている環境がいかに恵まれているか、ということです。

 

目の前で写真を撮ってくださっているカメラマンさんが泥だらけになりながらよい写真を撮ろうと尽力してくださっている姿、

舞台稽古をしていて共に作品を作る素晴らしい方々の姿から日々学べていること、

こうして私が好きなことで生きていこうとするその無謀さを見守ってくれている家族の存在、

応援してくれる友人達、互いに励まし合う仲間達、支えてくださっている多くの方々、

 

いつもそれを感じながらも、そんな温かいものに対して自分は何も返せないから、と心のどこかで拒絶していた過去の自分(まだその自分が100%いなくなったとは言えなくて悔しいです)も同時に目の前に見ながら、カメラに向かっていました。

今の私にできることは、今の私の全力で感謝を形にすることでしかなくて、それ以上でも以下でもないと思いました。改めて。

 

へこたれたり、後ろ向きになったりしている時間はありません。
私がいただいているのは、そんなことをしていて返せる量の恩ではありませんから。

 

何度失っても、どんなに苦しくても、呼吸の続く限り何度でも立ち上がれる人でありたいと、今年も花開いた桜を見上げて思いました。

平井早紀

 

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