こんにちは、平井早紀です。

ブログの更新が久しぶりになってしまいました。

 

先日、ショートストーリーズvol.8が千秋楽を迎えました。
無事、全公演を生き抜くことができたのは今回も、観にきてくださった皆さんがいて、支えてくださったスタッフの皆さんがいて、共に生きてくださった共演者の皆さんがいたからです。

こんなに楽しい場で楽しい時間を生きさせていただき、ほんとうにありがとうございました。
今回の公演中、芝居をするということがこの上なく幸せで、楽しくて仕方ありませんでした。

その分だけ難しいなと感じることも多かったのですが、私のやりたいことはやっぱり芝居なんだと、心の底から思う時間でした。

 

 

今回のショートストーリーズで上演された4作品は、どの作品も生きているってどういうことなんだろう、愛したり愛されたりするってなんなんだろうと、考えさせられる作品たちでした。

誰もが生きようとして、愛そうとして、愛されようとしていて、だけどそれぞれの心はひとつではないからすれ違ったり傷つけあったりもしてしまう。
そんなひとつではない、バラバラで色とりどりな心だからこそ、愛し合うこともできる。足りない場所を埋め合える。

 

それは舞台上に立っている役者たちも同じで、それぞれに得意不得意があったり、その人にしかできない役割や空気を持っていたりして、
ぶつかることもあるけれど、支え合って補い合うことができる。
できるまできないも全部晒して、助け合わなくては作品としてチグハグになってしまう。

 

私が出演した「あなたが生きていたから」は、自立と共生の物語だったように思います。

誰かや何かに依存していては、共生はできない。
愛すること愛されることで自立して、やっと大切な人と、大切な想いと、共生していく。

 

本番直前の約1時間、楽屋で役者それぞれに背を向け会いながらひたすらに集中を高め、役としての自分を作っていく時間が私は大好きでした。

鏡ごしに見える座組の皆さんの姿が、大好きでした。

それぞれの悲しみや苦しみ、そして愛を心の中に積み上げて、たまに涙があふれたり、微笑みがこぼれたり。
そんな姿を信じて、本番に臨む。

幸福な時間でした。

 

 

そんな時間がもうないと思うと、千秋楽を終えて数日が経ちますが、まだ寂しさが募ります。

だけど明日があるから。
また次があるから。

この大切な時間を、思い出を、思い出にしてしまい込むよりも今や未来のために私の血肉にしていかねばなりません。

そのためにはまたここから、せっかくの幸せな思い出から反省して苦しまなくてはならなくなったりもするのですが笑

そうしてあげなくては大切な時間が無駄になってしまう。

 

楽しかったなで終わらせないで、また明日のために、向き合っていきます。

 

 

大切な時間をありがとう。

愛ちゃん、また会おうね。

 

 

平井早紀